2012年7月23日月曜日

ぺさま × 田口囁一 × nk “レッドノーズ・レッドテイル”
(kaede.org 2012年夏季コミケ新作
 「酣歌 vol.2」収録曲)


こんにちは、えんけです。
最近近所で、昔ながらの氷屋さん(ノコギリで大きな氷を切り売りしている御方)に出会い、
冷凍庫に入るサイズの横倒しにした氷柱をアイスピックで削って使っております。


“レッドノーズ・レッドテイル”という歌の、
詞やタイトルをやらせて戴きました。
作編曲は CLOCK MUSICのぺさま
唄うは 感傷ベクトルの田口囁一さん
kaede.org2012年夏季コミケ新作、
「酣歌 vol.2」に収録されています。






音楽家であり漫画家であり感傷ベクトルであり、御多忙の群れの中でモッシュダイブしている囁一さんですが、
実は彼、上記の活動を始めるより以前、コミケ初体験の際、
ぺさまと茶太さんとnkでつくった CLOCK MUSIC の“駿太”をお買い求め下さっていたそうで!
なんとまあ! その節はありがとう!!!



女性ボーカリストさんとのお仕事が多いんですが、
男性の素直な唄声にこうも惹かれることは、そう多くない経験で。

男性ボーカル向けに書く前例が少ないからと言って、
詞をつくるに際して困ったことがあったりとか、そういったことはありませんで。
ぺさまから途中までのデモ曲を戴いた時点で
囁一さんのお声との親和性を想い「あ大丈夫だコレ」と早くも安心。
ただ、自分の中で大丈夫でも、御両人に気に入ってもらえるか否かは別だから、
1メロまでつくった詞を御両人に送って、
この方向性で書き進めて平気かどうかお訊きしたところ、
囁一さんがその途中までのもので仮歌録って下さって、
それを聴いてイメージもすっかり固まり、心配の影をもカタチを失ったのでした。

収録日の早朝、囁一さんは、
“目覚めたのが収録入り時間30分後”という夢にうなされ目覚めてしまい、
それから寝直せずの現場だったそうです。
なんでも、僕に泣きながら電話掛けて謝って、寝癖のまま家を飛び出す夢で、
最初は先ず収録現場のbermeiさんに電話を…いや、怒られそうだからnkさんに連絡しよう、
みたいな感じだった模様(笑)。それを聞いたべるさん、
「そんな人に怒ったりとか 滅多にしてないつもりなんだけど、
多くの人から怒られそう的な感じで思われてるらしいっていう自覚はあるんだ。」
と。怒らずしての怒りキャラというミステリー。

収録当日は、ぺさまがお風邪でいらっしゃらなかったんですが、
そこはbermei先生のスーパーディレクション、
ぺさまの穴と、横で歌詞書きがなんだかんだと邪魔してくるのを物ともせず対応して下さいました。
お風邪、と言うと、忙殺されがちなぺさまの体調が心配にもなりますが、
御本人曰く、身体は元気だけど、咳だのなんだのがしつこい、という症状だったそうで、
声がお仕事のボーカリストさんに伝染すのは絶対に避けなくてはならないからとの配慮でした。
そういえば自分も、前述の“駿太”に同じく CLOCK MUSIC の犬猫シリーズの歌“み ど り”の収録の際、
同じ理由で収録に行けなかったことがありました。

この歌の収録の後、同日夕刻より同スタジオで、
HIRさん × Annabelさん × nk でつくった“サンダル焼けと熱帯夜”の収録でした。
そちらに関するエントリはまた後程。Annabel先生が炸裂するエピソードと共に。



歌のタイトルを考える時は、
詞の内容から連想こそするものの、直接的な関係のない言葉を選んだりもすることがあるんですが、
この歌のタイトルについては、詞の内容とだいぶリンクしています。
歌をお聴きになったり、CDのブックレットを読んだりして、何がどうリンクしているのか解っても、
言っちゃダメですよ? ナイショですよ?
答え合わせしたい御方は、秋のM3なり冬のコミケなりと、どこかでnkまでお問い合わせ下さい。

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