2009年8月28日金曜日

CLOCK MUSIC feat.茶太
「52度の彼方/抱き抱える腕」

2009年08月15日にリリースされた作品について、
同年08月28日、別の場所に書いたものが残っていたので転載です。


2010年10月29日(金曜) 記


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CLOCK MUSIC の ぺーじゅんさんより御依頼戴き、
2009年08月15日(土)に CLOCK MUSIC よりリリースされたマキシシングル
“52度の彼方/抱き抱える腕”に
詞を添えさせて戴きました。

店頭での取り扱いも始まっているようです。
販売情報の詳細については、詳しくはオフィシャルをご確認下さい。
http://clock-music.net/52donokanata/
クロスフェードデモも公開されてます。



以前リリースした“駿太”に続く、
「優しい喪失感」をテーマに描かれる犬猫シリーズの
第2弾となっております。

勿論、作編曲はぺーじゅんさん、歌姫は茶太さん。

両曲の作詞の他には、
楽曲構成の提案、CDのキャッチコピー、
両曲のタイトリングをやさせて戴きました。





ストリングスやボーカルの録音を行った場所が、
ちょっと変わった場所にあるスタジオだったんです。

収録場所として指定された場所に向かうも、
倉庫街。倉庫ビルが並んでいて、
本当にここなのか不安になりながらも歩みを進めると、
指定のビル名。あった。けどやっぱり倉庫ビル。
守衛さんに「あの、スタジオに行きたいんですけど...。」と
恐る恐る訊いてみると、行き方を教えて下さる。
「ンなモンここには無いよ。」と言われるかもしれないと
半分疑ってました。

大型の車が2台擦れ違える倉庫内を進んでいると、
トラックが後方から追い抜いて行き、その先に
巨大なエレベーターが2機。トラックはその中へ。うおー。
脳内でサンダーバードのあの曲がスタート。てってれてー。

ちょっと迷ってようやく見つけた人用のエレベーターで上の階へ昇ると、
どこかの業者さんが、大勢で梱包作業を行っていたりして、
先程の守衛さんのガイドの言葉までも疑うようになってきた頃、
シャッターばかり目に付いた景色から唐突に
綺麗なドアが。スタジオの看板も。
守衛さん、疑ってごめんなさい。

でも、一度来たら病み付き。
この秘密基地っぷりが、すごく好みで。
住みたい。あんな場所、すごく住みたい。
商業用の施設に居住するのはダメなんだろうか、
やっぱりそれなりの申請とか通さないとダメなんだろなぁ。



ストリングスの録音をしている時、
実は未だ、詞は完成していなかったんです。
曲にどんどん色味が増して、どんどん美しくなって行くのが
すごく素敵であると同時に、
「これは責任重大だ!」感ヒトシオ。
詞で曲を穢さないことも然りだし、曲の構成に関しても、
いわゆる王道的構成(AメロBメロサビ~)から
外した提案をさせて戴いていたので、
ストリングスを録音したから、もう変更は利かない、
後戻りはできない感じ。ひぃぃ。

でも、冷静に考えればコケる筈はないのでした。
ストリングスが載り、詞が完成し、
後日同スタジオで、茶太さんのボーカル録りを行ったんですが、
ぺーじゅんさん茶太さんパワーは、やはりすごい。



そうそう、エレクトロなリミックスの質の高さが異常。
前述の通り、オフィシャルサイトでクロスフェードデモが掲載されているので、
良かったら聴いてみて下さい。
あと、完成してから知りました、
ぺーじゅんさんのセルフカバーも入ってるんですね。それも驚きました。

お気に召した際には是非、お手元に。

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