2011年5月1日日曜日

Q flavor & CLOCK MUSIC
「揺り椅子とタイムスタンプ」


こんにちは、えんけーです。
「酔わないウメッシュ」に一度も出会えませんどうして。



CLOCK MUSIC のぺさまより御依頼戴き、
Q flavorさんのボーカロイドアルバム「揺り椅子とタイムスタンプ」の
全曲に、作詞やタイトリングその他で参加させて戴きました。

CLOCK MUSIC からリリースされているマキシシングルの
ほとんどにレギュラーリミキサーとして参加している、
あのスーパートラックメイカー、Q flavorさんが楽曲担当です。
今回、CLOCK MUSIC 代表のぺさまはディレクションに徹したかたちです。

当CDは2011年春季M3を皮切りにリリースされ、
そして店頭や通販での取り扱いが始まっています。
店頭扱い等については、特設サイトを御覧下さい










当作品には、生音のストリングが収録されているんですが、
際して問題がありました。

弦録音は、広く、適した性質を持つ空間に、様々な特性を持ったマイクを何本も立て、
奏者の側だけでなく、やや遠い位置からも集音を試みるものだそうで。なので、
際して大きなスタジオを手配することになります。

御存知の通り、東日本大震災が発生し、それに寄る被害も甚大。
被災地ではない楽曲制作の場にも影響があるとは
思いも寄らない事態でした。
当時、輪番停電の影響から、スタジオが機能しない可能性があり、
最悪ストリングスの録音は見送るかもしれないと、ぺさまより聞いていました。
式に「この時期からこの時期は原則、輪番停電を行わない。」
と報じられ、4月上旬も終わりに差し掛かろうかという時分に
録音に漕ぎ着けることができました。

久々の湾岸音響さん。
その相変わらずの秘密基地っぷりを堪能しつつ、弦の収録が行われました。

今までずっとCD上のみの交流であった Q flavor さんと、この時初めてお会い叶いました。
遠方から車で駆け付けたとのこと。湾岸音響のあるフロアまでは、
車ごと車両用エレベーターで昇ってらしたようで、サンダーバードのテーマが脳裏に。



全曲ではありませんが、ほとんどの曲には、
僕にしては相当な速度で詞を練ることができました。
自分の中でどのようなスイッチが入ったのか、もしくは切れたのか、
その辺りの自己分析は一向に進みませんが、何せ早かった。ので、
毎度この速度で詞が書けるものと Q flavor さんに認識され、
「えんけー、これチョチョイと仕上げといて。半日くらいで。」
みたいなオーダーが来やしないかとドキドキしたりしておりました。
(※念の為。Q flavor さんは前述のような話し方はしません、
むしろものすごく腰の低い、丁寧な御方です。)

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