2010年5月5日水曜日

FAIRIAL ファンタジーアルバム
みとせのりこ, Fritillaria 「Lucce e Iombra」

2010年05月05日、FAIRIAL よりリリースされた
「Lucce e Iombra (ルーチェ・オンブラ)」に、
日本語の詞や、翻訳される前の原詞で参加しています。

このエントリのタイトルには、便宜上、
自分が関わった楽曲の歌い手さんの名前だけの表記になっていますが、
アルバム全体には、三澤秋さん、茶太さん、Cauliflowerさん、
片霧烈火さん、Annabelさん、K.Junoさん、Hortensiaさんという顔触れ。
楽曲はすべてMorriganさん、収録はbermei.inazawaさんのスタジオ。錚々たる面々。

FAIRIAL | Lucce e Iombra
オフィシャルサイト
http://www.fairial.com/lucce/


FAIRIAL主催、みるさんに御依頼戴いたんですが、
語りの一切を入れず、歌のみで物語を進行させるかたちをとることと、
ちゃんと成り立っている空想言語を多々用いる、とのことで。
精巧に仕上げた鏡面のような、とても綺麗な反面、
細かな粗が目立ち易いプロジェクトで、
繊細な作業が必要になりそうだ、というのが最初の印象でした。




言語を作る現場にもいたんですが、
僕もみるさんも、提案こそすれ、
文法云々やその他、言語を作るに際して、多くの箇所で
頭がついて行けません。というか、
みるさんがついて行けない時点で僕が追い付ける訳ががが。

言語の大部分を作成したのは、
Morrigan御大に御座います。すごい。すごいよMorriganさん。
そして細々した指示や単語を決めたのはみるさん。
あれ? えんけーさん? えんけーさん何してた?

オチャ、イタダイテタ。 (  ・  з ・ ) チョーオイシカッタ。


みとせさんにお会いしたのも、今作に際しての顔合わせが初めて。
さるハイグレードなカフェで、関係者の一部で集まった際にお会いしたんですが、
完璧なお着物でいらして。
常日頃から季節問わず、ほぼお着物でお過ごしな御方であることを、
後々知りました。

礼儀作法等にも通じてらっしゃる彼女に、1点教えて戴いたことがあって。
僕、紅茶の差し湯の使い方を、ずっと間違えておりました。
緑茶のように、茶葉の入ったポットにお湯を追加するのは、
紅茶ではマナー違反であること。
x番煎じ、みたいなことは、紅茶の愉しみ方ではなく、緑茶の考え方のようで、
紅茶に出てくる差し湯は、お茶が渋く濃くなった際にティーカップ側へ注ぐものだそうです。
ずーーーっと勘違いしたままでした、ここを教えて頂けたのは嬉しい修正。

お着物で、礼儀作法にも通じる、なんて書くと
お厳しい人を想像されるやもしれませんが、
確かに普段よりキリッとされている御人ではあるものの、
お酒を一頻り愉しんだ後、おいしいおつまみを堪能すると
んまー倖せそうなお顔になるのです。かわいいったらない。


引越しが終わったべるさんの新居に初めてお邪魔したのも
収録の時が初めてでした。彼は引越し前、
家の中に小学校や中学校にあった教室の机を置きたい、と言っていて。
面白そうだけど、本当に実行するかどうかは実生活上なかなか難しいよなー、
と思っていたら、お邪魔してみれば、机と椅子、4セットがドーンと。
給食たべる時のような感じで向き合っていて、机の中には画鋲のボックスがあったり、
食器棚には給食の時によく見掛けた、軽い金属の食器まで。ステキ。
あと、後日遊びにお邪魔した際に戴いた、
べるさんが淹れた紅茶…かなアレは。ブレンド茶と言うべきか、
あれはおいしい。元々美食なイメージがある御人だったけれど、
更にその感が深まったお茶でした。



2010年10月30日(土曜) 記

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